2021/02/26 00:26



ムンクドゥの実です。日本ではヤエヤマアオキと呼ばれています。インドネシアでは昔から薬用として使われており、家の庭や道端でもよく見かける身近な植物です。

( Wikipedia より)
熱帯植物であり、インドネシアでは通年果実を結実する。インドネシアでは、日除けとして各家庭に1本のノニの木を植えている。日本では沖縄地方に産するが、亜熱帯気候のため果実は小さく通年収穫は出来ない。高さ8 - 10mに達する常緑小高木で、樹冠は小さい円錐状で、全樹無毛である。樹皮は淡灰褐食で平滑。枝条は純方形を呈する。 葉は対生し、葉身は長さ15 - 25cm、幅8 - 10cmの革質で広楕円形、膜質の大きい托葉を有する。花は頭状花序をなし、径1.5 - 2cmの白色、通常5弁だが6弁の花も散見される。 果実は核果の集合果で、インドネシアで大きな果実のMengkudu Besarと呼ばれるものは広い楕円形で10cmを超える。未熟な果実は緑色だが成熟するにして黄色となり、独特の匂い(カプリン酸を主とする中鎖脂肪酸)を発し、完熟すると白色となり落下する。

H.N.Ridleyによるとヤエヤマアオキは、インドネシアモルッカ諸島(現・マルク諸島)が原産地である[1]。 インドネシアを中心にインド、太平洋諸島、オーストリア東部、フィリピン台湾小笠原諸島、沖縄など広く分布する。実の内部が空洞で海水で浮くため、海流に流され広域まで海流散布した植物と考えられている。